チップ部と接合部にまでカーボンを採用した、飛ぶN・リム。

リムチップ部にカーボンシートを採用。それによりチップ部の強度が飛躍的に向上しました。また、チップ部は初速を上げるためにも軽量であることが重要です。他社のリムチップ部は、大半がFRP類を使用しています。そのため重量も重く、理想の初速は望めません。また、より矢を飛ばすには、リム全体を反応させることが最重要課題です。そこでN・リムは接合部の彎曲にも着目。反発力を高めるために、世界で初めて接合部にもカーボンシートを採用。その相乗効果により驚異的な飛翔力を実現しました。


理想の性能曲線。スムーズな引きバランスと驚異の初速を実現。

世界最速の初速とスムースなドローイングという相反する性能をバランスよく兼ね備えたエヌ・リム。新開発R5治具によりアロースピード、引きバランスはさらに進化しました。リリース直前でも荷重は急増せず、安定したドローイングを可能にしています。
 
●初速域ゾーン
ここまで初速ゾーンにふくらみをもったリムを経験したことがありますか?エヌ・リムの世界最速ともいえるアロースピードを体感してください。

●中間ゾーン
中間ゾーンはリムのエネルギーを初速ゾーンにスムーズに到達させるための重要な部位です。このゾーンでの荷重および発散にスムーズさがなければ、矢飛びに決定的ダメージを与えます。

●リリースゾーン
奥が柔らかい…リリース直前がスムーズに引けるなど、従来からの定評をR5治具でさらに進化させています。リリース直前でも荷重は急増せず、楽にクリッカーを落とせます。


飛翔安定性と操作性を高める理想の「f・pポジション」。

N・アーチェリーは、安定したシューティングのための理想的なf・pポジションを43mmに設定。長距離から短距離まで、不安なく実射できます。
※f・pポジションとは、プレッシャーポイント(プランジャー・ボタン)とピボットポイントとの長さ。

上達にあわせてポンドアップできるアジャストメントシステム。

「ウェイト&ティラーアジャストメントシステム」により、表示ポンドの12%の範囲でポンドリデュースが可能。上達にあわせて表示ポンドまでポンドアップできます。
・ライザーG専用は、リムボルトを全て締めつけた状態(マキシマム)のポンド表示です。
・ユニバーサルタイプは、リムボルトをボトムから(接合部の基準面・マキシマム)
 3回転ゆるめた状態のポンド表示です。


弦を張ったままセンター微調整を可能にした偏芯ロケーター。

偏芯ロケーターの開発により、センターの微細調整を可能にしました。また、トップアーチャーは体形に合わせた独自のセンター設定を簡単に行うことができます。


強力マグネットを採用した新しい接合方式。

ハンドルに脱落防止強力マグネットを採用。リムのセットアップが素早く行えます。



N・PROの精度チェック標準、5ポイント

あなたのボウは、安心して使用できる精度を保っていますか?

1.センタースタビライザーはボウの中心線上にありますか?

ボウにセンタースタビライザーを取り付け、ボウの中心線上(タテ方向)にあるストリングを通してセンタースタビライザーを見ます。その時、センタースタビライザーがストリングとまっすぐ重なっていればOKです。
※最近みかけるボウには、このチェックを行ったとき時、 センタースタビライザーが著しく左右に振れているものがあります。 これは(1)センタースタビライザー用ブッシングの精度不足。 (2)センターブッシングの受側穴あけの精度不足。そして最も重要な要素として、 (3)ハンドルライザーとリムの接合部の精度に問題が発生していることが考えられます。 こういった状態のボウは、エイミングの際に不快感をもたらすと同時に、 正規のバイブレーションの発生を阻害させ、矢の集中の低下を招いてしまいます。

2.ハンドルとリムを接合した際の、ガタつきは?

使用中に狂いが出るほどガタつきが発生していると、完璧に射ったつもりでも、矢はゴールドポイントから外れてしまいます。

3.リムのネジレ、不具合はありませんか?

一度ネジレが発生したリムは、放っておくと悪化する一方です。早めに処置してください。

4.ティラーハイトは正常ですか?

上下のリムのティラーハイトの差は、常に一定していなければなりません。また、射技中に狂いが生じることも、決してあってはならないことです。万一、狂いが生じると、的中精度は著しく低下してしまいます。

5.ストリングはボウの中心線上(タテ方向)にありますか?

ボウを組み立て、ストリングを張った時に、ストリングは必ずボウの中心線上(タテ方向)になくてはなりません。ボウ購入の際に必ずチェックしてください。また購入後も定期的にチェックすることをお勧めします。

●5項目は、ボウの精度をチェックする上で極めて重要な要素です。実射の前には必ず確認しましょう。